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北海道旅行10日目行程マップ
10日目 1999/7/21
天気 晴れ
美瑛 → 富良野 → 滝川IC → 道央自動車道 → 札幌IC → 藻岩山 → 札幌
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こんな所に住みたい…

セブンスターの木

この馬に乗る

こんな木が至る所にある

ケンとメリーの木

一歩入ると農道

美瑛の丘

左は幻の赤麦

パッチワークの路


今日は朝から快晴。結構暑く、温度計は30℃を示している。まったく今年の北海道はとんでもない異常気象だ。ペンションのオーナーが、近くに美瑛乗馬倶楽部という所があり乗馬が出来ると教えてくれたので、とりあえずそこに向かう。美瑛乗馬倶楽部では引馬のほか2時間位のトラッキングも楽しめるという。美瑛の丘を馬の乗って巡るのは魅力的だったが、時間が無いので泣く泣く引き馬だけを楽しむ事にした。(又次回やりたい事が増えてしまった…。)

続いて美瑛の丘に向かう。ここにはCMに使われた風景(木)が点在している。雄大な丘に木が1本ポツンと立っているだけなのに、つい写真に収めたくなってしまう。とにかく美しい丘が続く。パッチワークの路も、本当に丘がパッチワークみたいになっていてとても美しい。道央の中で一番美しい場所かもしれない。

カメラマンもたくさん居た。それだけここの風景は美しく幻想的で、人をひきつける魅力を持っているのだろう。美瑛や富良野の写真といえば前田真三氏が有名だが、彼に勝るとも劣らない(素人目に見てだが)セミプロのカメラマン達が路上で写真を販売していた。

ここは多分、自転車や徒歩でゆっくり巡るのが正解。できれば美瑛で1日時間を費やすくらいが丁度いい。1週間くらい居ても飽きないだろう。

美瑛は産業(農業)を観光にした様な街で、産業が最優先の様な考え方がある。だから近代的な観光地化をしていない。そこがまたいい。これだけ有名になっても人の手を加えず、ありのままの姿で紹介している。だから、一歩道を外れるととんでもない農道ということも多々ある。四駆じゃないときつい様な道も結構あった。(道を外れなければどうってことないが。)

今日は札幌まで走らなくてはいけない。結構道のりもあるので、美瑛に名残を残しつつ札幌に向かう事にした。ただ、美瑛で時間を使いすぎたらしく当初の予定通り、岩見沢を抜けて開拓の村を見学して羊ケ丘展望台を経由して…とは行かなくなった。時間を考え、急遽高速を使う事になった。

滝川から道央自動車道に乗ったがさすがに高速は早い。1時間半程で札幌に着いてしまった。とりあえずお土産を買うために二条市場へ。やっぱり僕らの地元とは値段も質も大きさも違う。安かったのでカニをたくさん買ってしまった。(おまけもいろいろつけてくれた。)交差点からすぐの 二条かねいち はお勧め。値段や質はどこのお店もそんなに変わらないが、ここのお兄さんはとても気持ちのいい人。気に入った。ここは直送もやっていて毎年DMを送ってくれる。本場の味を家に居ながら手軽に楽しむ事も出来る。

16:30 ホテルにチェックイン。今日の宿はホテルニューオータニ。部屋がとにかくキレイで広く設備もすごい。身分不相応に感じたが新婚旅行ということで良しとしよう。

少し休憩した所で街を散策する事にした。まず時計台に向かう。時計台は全然場所がわからなかった。想像と違い、ビルとビルの合間にポツンと立っていて都市の中に埋もれてしまっている感じがした。こんな所にあるのかという場所にいきなり時計台が現れてびっくりした。ここで現地のおじさんが話し掛けてきて写真を撮ってくれた。北海道の人は本当に気さくに話し掛けてくれるので嬉しい。

夕食をどうしようか?という話になり、札幌だからラーメンも食べたかったが、やっぱりジンギスカンがいいという事でサッポロビール園に向かった。ここは週末ということもあってかすごい人だったが、それだけのキャパシティーがあるのか待たされるわけでもなくスムーズにジンギスカンにありつけた。ジンギスカンは食べ放題で、肉は大きく臭みも無くすごく美味しかった。

せっかくだから札幌の夜景を見に藻岩山へ向かう。ここは上り口がわかりづらくて何度も住宅街に迷い込んだ。(そのおかげで別の夜景も楽しめたが…。)やっとたどり着いた展望台はカナブン?の死骸で道が埋め尽くされていて歩くたびにペキパキと音がしてちょっと気持ちが悪かった。夜景は確かにきれいだったが。

旅行の行程ももう残りわずか。あと2、3日後には北海道を離れる事になる。なんだかすごく早かったなーと考えているうちに、いつしか眠りに落ちてしまった。



本日の走行距離 約 200 km

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